マツザキサケフェアに向けて 取材Vol.6羽田酒造

本日の取材先は、京都の北山にて脱兎を醸している蔵元、羽田酒造を取材いたしました。

脱兎は昨年からマツザキにて取り扱いの始まった銘柄なので、未だ口にした事の無いお客様も多いと思います。本日は営業の宮垣さん(上写真左)と澤田さん(上写真右)、そして製造部長の原田さんにお話をお伺いいたしました。

京都の酒は伏見だけじゃない!北山の酒造り!

松:本日はよろしくお願い致します。

羽:こちらこそ、よろしくお願い致します。

松:先ずいきなりですが、羽田酒造の紹介をお願いしてもよろしいでしょうか?

羽:京都の日本酒というと伏見などのイメージが強いかと思いますが、弊社は北山にあり、京都産の酒米、水で巣込む事に拘っています。

松:なるほど、京都の酒米というと祝が有名ですよね。

羽:はい、他にも五百万石や京のかがやきなど、様々な酒米にチャレンジしています、自社田もあり、将来的には全量蔵の自社田を目指したいと思っています。

水質が違えば、酒質も違う

松:それでは次に脱兎とはどの様なお酒なのか紹介してもらってよろしいでしょうか?

羽:脱兎は未だ発売されてからまだ2年のお酒です、キレ良く飲み飽きしない、喉越しの良い日本酒です。伏見の水は軟水ですが、北山の水は中硬水ですので、どちらかというと灘の酒質に近いんです。

松:なるほど、同じ京都でも水質の違いで味わいも変わりますものね。

羽:京都って日本の中でもガラパゴス化が進んでいて、なかなか発信力が無いんですよね、そこで改めて京都北山の地酒を発信したいという思いから脱兎が生まれました。

松:ラベルもクラシックというよりも、可愛らしいデザインですよね。

羽:そうです、今まで限定流通の無かった蔵なので、試行錯誤して北山の兎をデザインとして右肩上がりだったり、躍動感をイメージして脱兎と名付けました。季節シリーズも兎の名を付けたものにしていく予定です。

 

データでお酒を飲んでほしくない、チャレンジしていく酒造り

松:そういえば脱兎は酒質などを公開されていませんよね。

羽:そうですね、それは酒質データでお酒をイメージしてほしくなくてですね、脱兎は飲んで美味しいというイメージで広まっていってほしいと願っています。

松:ちなみに今回のサケフェアはどの様なお酒をご用意されるのでしょうか?

羽:通常の火入れ脱兎の他に無濾過生の野兎の宴、そして新しい番外編の三種類を持っていく予定です。

松:通常の脱兎と野兎の宴は飲ませていただきましたが、番外編とはどの様なお酒なのでしょうか?

羽:実はですね、京都市産業技術研究所が開発した名前も無い新しい酵母を使用したお酒なんです。酢酸イソアミル系のソフトな香りに爽やかな酸味で是非今回の試飲会で味わってほしいお酒です。

松:なるほど、それは楽しみですね、当日を楽しみにしています!

羽:来年も同じものが出来るか分かりませんが、今後もこの番外編を裏脱兎として、羽田酒造の指標とするお酒として育てていければと思っています。

今後の脱兎はどの様に駆け抜けていくのか

松:今後の脱兎はどの様な展開を想定しているのでしょうか?

羽:いやぁ、まだ発売して二年のお酒なので、酒質の向上を目指して限定流通ですが少しずつファンを増やしていきたいとは思っていますが、先ずは一歩一歩足場を作って北山の日本酒を広めていきたいですね。

松:これからは名前の通り脱兎のごとく駆け抜けていってほしいですね。

羽:今回のサケフェアは平成を駆け抜けたが表題とありましたが、うちの場合は令和を駆け抜けていく酒になりたいですね。

松:最後にサケフェアにご来場されるお客様に向けて一言はいただけますか?

羽:京都北山の酒を知ってくれ!一度は試してくれ!と伝えておきます(笑)

松:ありがとうございました、当日もよろしくお願い致します!

羽:こちらこそ、お願い致します、ありがとうございました!

サケフェアには本日取材をした宮垣さんと澤田さんが来られます、新しい時代を脱兎の如く駆け抜けていく北山の日本酒にご期待ください。

蔵元HPはこちらから

http://www.hanedashuzo.co.jp/

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